AFROPIA
小泉今日子
ビクターエンタテインメント
発売日 1991-07-26
高い地点でのバランス 2005-12-24
OTO、宮崎泉、藤原ヒロシ等のサウンドプロダクションは、馴れ馴れしくないクール。今聞くとちょっと細くてチープですが、リズムの解釈の鋭さは、英米にない、日本が誇れる水準です。やっぱYMOチルドレンか?
ただし、本作の肝は本人の、高い地点でバランスのとれた存在感です。 優しく柔らかいけど、優しすぎない、ある意味控えめで冷たいヴォーカル。 自身のキャラクターと声質を知り尽くした、決して「等身大」ではない歌詞。ヒップな最先端さに決して溺れず、むしろそれを消化して「別の」わかりやすく高水準なポップに仕上げ、アイドルとしてのネームヴァリューをもって冷たく柔らかく、鎮座し、キッチリ「商品」に仕上げている。聴き手との距離感をキチンと取った、プロの仕事です。
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