ふたり赤川 次郎
新潮社 刊
発売日 1991-11
思いがけずに・・・・ 2006-01-31
思いがけずに、引き込まれてしまった。
テンポ早い展開とさらりとした文体。でも、内容は重い。姉の千津子の死にはじまって、次々と不幸が実加をおそう。
実加は聞こえてくる姉の声の励ましでそれを切り抜けていく。姉の死で壊れそうな家族が何とか持ちこたえたと思ったら、父の単身赴任でまた、ばらばらになっていく。けれど、ばらばらになった家族はそれぞれに自分を支えるものを見つけていく。実加だけでなく、父も母も。
共生と自立と言うことを易しく分かりやすく書いていると思う。
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