悲劇のヒロイン赤川 次郎
角川春樹事務所 刊
発売日 2006-05
赤川作品らしい小説 2006-05-28
タイトルの「悲劇の」の言葉通り、これでもかこれでもかと主人公希世美に悲劇が襲ってくる。
ここからが、赤川小説の常道で、普通では考えられないような主人公の大活躍がやってくる。やくざとの対決や、金持ちの愛人の危機を全て脱してゆく。それどころか、彼らに好かれ、可愛がられることとなる。ついには、やくざの親分に就任といった場面まで登場し、「セーラー服と機関銃」の泉と年齢は違うが、似たキャラクターとして描かれる。
とにかく、爽快な、いかにも赤川作品らしい小説である。
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