早春物語出演:
角川エンタテインメント
発売日 2001-06-22
?『Wの悲劇』に続いて澤井信一郎監督が、当時の角川映画の看板女優・原田知世の新たな魅力を表現すべく挑んだ作品。原作は赤川次郎。鎌倉に住む女子高 生・瞳(原田)は、偶然出会った中年男・梶川(林隆三)に魅かれるが、彼は瞳の母がかつて愛した男だった。
???撮影当時17歳であった原田知世に、ちょっと背伸びをした大人の恋愛をさせる。本作の意図はそうしたもので澤井監督の演出も、彼女を魅力的に見せることにウェイトが置かれる。だが、いささかリアリティに欠ける設定に加え、一挙手一投足にこだわる澤井の演出に、劇中の少女さながら原田がもがきながら答えている様が作品からもうかがえる。背伸びをする少女という設定と、まだ幼さを残す原田の肉体がユニークなコンボジットを見せ、本作での原田知世は小悪魔的な魅力とサディスティックな活力にあふれている。これも意図した成果だろうか。(斉藤守彦)
原田知世のみずみずしさがとっても良いです 2005-07-19
原田知世が結婚したと聞いて、このDVDを観てみました。
私が高校1年の時に公開された映画です。10代の原田知世のみずみずしさが素晴らしいです。(今でもかわいらしいところは変わりませんが、20年前だけあって、さすがにあどけない感じがします。)それにしても、主人公が写真部部員という設定は、今の時代では、ちょっと考えられません。私も当時写真部部員でしたが、彼女のような部員がいたら、きっと気持ちがかき乱され続けたでしょう(笑)
ほんの少しだけ背伸びして性について友達と会話するシーン、親に少し反抗的な態度を取るシーン、2回り年上の林隆三と対等に話そうとするシーンと、精一杯、役になり切ろうとする姿勢に好感が持てます。細かい話ですが、林隆三演じる会社員と偶然出席したパーティの後の2次会で、大人たちの前で歌を歌うシーンは、とても良かったです。幼さと大人びたところが同居している当時の原田知世が、この映画の最大の魅力でしょう。最後まで、テンポ良くストーリが展開されていました。
それから少し驚いたのが、原田知世や仙道敦子など女性陣の台詞回しが「今の日本語の会話と何かがわずかに違う」という点です。(田中邦衛や、林隆三など中年男性組は、別に気になりませんが。)20年の年月の流れを感じてしまいました。(ということは、私も、もう若くはないわけです。)
話の筋とは離れますが、「髪型と衣装を合わせれば、戦前とか戦時中の上流階級を舞台にしたドラマの主人公なんかも意外に簡単にできるんじゃないか?」と余計なことを考えてしまいました。
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